FACT.ATTIC代表 辻井のブログ

2023.06.22

洗面化粧台に設計的こだわりをご提案。

洗面化粧台に設計的こだわりをご提案。

 

最近早起きになってきた 辻井です。

(一部Instagramから抜粋しています)

洗面化粧台を考える時に、普通は商品を選定しますが、ATTICでは特注での設計をお勧めする事があります。

 

以前から、水廻りのメーカーが出している『既製品』と呼ばれる商品はパッケージとして整理されており、利便性や機能性などで松竹梅の様にグレード分けされています。

メーカーさんの商品だけに、安全性や耐久性、使い勝手なども良く精査されていますので、商品をご提案する側からするとクレームも少なくなりますので、作り手側からするとお勧めしやすい商品だと言えます。

 

そして、既製品は安価な反面、特別に美しいという訳でもないので、ATTICは設計事務所で、注文住宅を作っています』と標榜していますので、(予算さえ許せばという条件はありますが)美しい特注をお勧めしています。

洗面

特注の洗面化粧台

 

具体的には『どのあたりが違うねん』というお話ですが、全部です(笑)

 

 

順に礼を上げて比較すると・・・

 

●照明:ミラーに一体化されている ⇔ 建築で建築化照明を造作する

 ●ミラー:裏側が収納になっていたり、コンセントが内蔵できる。曇り止めの設定あり ⇔ 縦横の大きさが自由で、継ぎ目無して巨大なミラーにしたり、ミラー自体になにかしらの部材を取り付ける事さえも可能

pin

ピンタレストから拝借

●キャビネット:ほぼ付いている ⇔ 無しにして、ボトルトラップなどで処理する事も出来る

●天板高さ:大体決まっている ⇔ 完全に自由

●天板の奥行:大体二種類の寸法から設定が有る ⇔ 自由

●天板の奥の立ち上がり:有る ⇔ 自由

●天板の幅:600、700,900など、設定から選択 ⇔自由に設定可能

●天板の素材:グレードにより選択 ⇔ 自由

●水栓:設定されたいくつかのパターンから選ぶ ⇔ 世の中の全ての水栓の中から選べる

●洗面ボール:FRP・人大・陶器など設定から選択 ⇔ なんでも出来る

●前の壁:プラスチックか、ミラーなど ⇔ タイルやステンレスなど、自由に選定

 

・・・などなど、だいたいこの様な違いがあります。

 

 

 

・・・とはいえ無尽蔵に予算をかける訳にもいかないので、今回は収納付きのミラーの既製品をうまく利用し、カウンターはボールと一体にシームレスに接続出来るタイプで特注する事にします。

幅については、ミラー収納2台分+窓の寸法に合わせて窓の寸法を特注で巾を決めました。

このあたりのコダワリが設計事務所っぽいと辻井は思います。(笑)

 

 

 

また、光に影が出ない様に配慮した窓の取り付け方は、こちらから。

この様に納めると、少しだけ設計図書は増えますが、いくつかのパターンをこなして容量を掴めばそれほどの労力ではない気がします。

 

洗面詳細図

洗面詳細図

図面書くのが好きという話もありますが・・・

 

 

 

 

最後に、この物件はガラスモザイクタイルを採用してエレガントにしています。

窓の下の台にも少しコダワリが有り、枠の左右と上は壁紙を巻き込んで貼り込んでいますが、下の台はホコリが溜まった時に拭きやすい様にメラミンポストフォームの特注カウンターとしています。

通称Tsujii枠と呼ばれていますが、見た感じ5/mしか厚み(見つけといいます)が無く、タイルのデティールを邪魔しません。

ガラスモザイクタイル

ガラスモザイクタイル

洗面化粧台全体を特注をすると、自由に素材を選べる反面、際限なく価格が上がっていきますので、一工夫をしてみます。

よくやるのが、正面の最も目立つ部分にタイルを貼り、目立つ色、艶に設定します。

自ずと目を引く部分をフォーカルポイントというのですが、目線をここに誘導していく事で、印象をエレガントにしたり、高級感を出したりすることが有る程度コントロール出来ます。

そういえばここの一番上の写真のタイルもガラスモザイクでした。

 

 

まとめると、設計打ち合わせのなかで洗面化粧台を特注にすることで、デザインは勿論、部材、価格、耐久性、使い勝手まで、ありとあらゆることの選択が無限大になります。

 

 

 

 

どこにもない洗面で一日のスタートを切るというのも素敵ではないかなと思います。

 

 

他にもコダワリの詰まった実例を掲載していますので、ご興味が有れば以下からご覧ください

設計の実例はこちらから。

長岡京市注文住宅設計をしております。

 

 

 

 

追記的愚痴

AIOSEOとかいうプログラムが、ブログのスコア(採点)を出してくれる。

コンテンツの長さが推奨される最小単語数をはるかに下回っています。・・・ときたもんだ。

それならばと、意識的に余計な知識まで長々と書いてみたものの、目標の4000字まで半分も到達しない。

正直に言うと76点/100点だ。

遷移語とやらも整理してみたが、一向にスコアが上がらない。

 

そもそも、読み手の必要な情報が記載されている事が一番重要だと思うし、内容によって都度文字数などは異なると思うのだが、一体どういうことだか皆目見当がつかない。大体ただでさえ話が長いと思っているのに遥かに下回っている・・・って(_ _;)

へこむわ・・・。

ちなみに、コンテンツに関係のない事をこうやってツラツラ書くとダメらしい(アカンがなw)

チャンチャン♪

 

 

 

クローラーにこんな感じの空気感が理解できるのであればスコアを上げてみろ・・・と煽って終わりにする

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