InterviewATTIC関係者へのインタビュー

2023.07.28

注文住宅日和~こだわりすぎて2度目はもういいぞ!の家造り~第十九回「照明プラン2」

暑い日が続いております!皆様いかがお過ごしでしょうか。ATTIC尾崎です。

我が家は今年、クワガタ・カブト祭りが開催中。コクワガタ雌2匹、ミヤマクワガタ雄1匹、小さいカブトムシ雄1匹が仲間入りしました。1匹のコクワとカブトは我が家のバルコニーに飛んできたもの、もう1匹のコクワは会社に飛んできたもの、ミヤマは知り合いのお宅に飛んできたもの。今年は飛んでくる年だな!!

ということで、前回に続き照明プランのお話です。今回は2階のご紹介です。

こちらはカーテン無しで過ごしている、我が家の明かりなしでのLDKです。外からの光だけで意外と明るい。

 

LDK*ダウンライトを等間隔で設置。LDKに続き階段室、外部のバルコニーまで同じ間隔で設置し、内と外のつながりを意識しました。階段室のダウンライトはLDKからの明かりがあるのでほとんど点けることはありません。間接照明は子供が寝たあとの夜更かしタイムに調光で少し暗くして、落ち着いた空間で過ごします。今のところ、ダウンライトも間接照明も、調光器で明るさを半分弱程度まで絞って使っています。代表辻井の話では、これで器具の寿命はさらに延びるはず!です(笑)(電気の安全を考えると10年が寿命らしいですが・・・)

全体ダウンライト

 

間接照明

 

個人的にはリビングのダウンライトだけを点けて、キッチンからみた時の全体の雰囲気が好きです。

 

余談。LDKの照明器具を選ぶ時にリビングの主役、夫の水槽問題が発生。夫から出された水槽用の器具条件は3つ。

条件1:水草を育てるために毎日一定の照射時間が必要。かつタイマーで管理したい。

条件2:水草の為に照度(明るさ)が必要。

条件3:水槽を眺めるときは電球色ではなく自然光に近い白い色の光で照らしたい。

条件1に関しては、壁のスイッチでクリア(Panasonic製あけたらタイマ)、条件2に関しては一般の住宅用の器具では照度が足りず、店舗用から選ぶことにしました。ただ、店舗用の器具は気密や熱への対応品が少ない・・・そして、条件2にプラスして条件3が・・・条件3に関しては、基本的に照明器具全般を電球色で統一していたこともあって私は電球色以外は反対だったのですが、水槽は夫の楽しみ、眺めて癒されるのも夫、その夫が白い光が良いと・・・そうとなれば、光の色温度を変えられる器具を探すしかない!でも、拡散タイプだと、他の電球色と白色が混ざってしまって気持ち悪い空間になってしまう・・・それは、いやだ!ということで、さらに自分で条件追加をすることになり、結果・・・

色温度変更可能、照度1000lx程度/1台、集光タイプ、サイズは他のダウンライトに合う開口100φ、ユニバーサルタイプ(電球部分の角度が振れる器具。水槽をドンピシャで照らすことが可能)を探すことにしました。

各照明器具メーカーのカタログをくまなく見て、問い合わせをし、照射角度の検討をして、やっとのことで器具を決定しました。

気密や熱への対応品がないことは、現場にて天井断熱材と水槽用ダウンライトを隔離出来るように器具周りを合板で囲ってもらいました。ただ、気密性の件はどうしようもなく、室内と小屋裏空間とは器具の外カバーと電球部分にある隙間で繋がっています。今のところ気にはなりません。小屋裏のほこりなどがここから室内に落ちてきたりして気になってくる頃には、また新しい器具が発売され、さらに希望に合うものが設置出来るかぁという希望を持って過ごしています(笑)

苦労して見つけた器具のお陰で、希望はほぼ叶えられました。照度が高いので水槽用のダウンライトだけでもLDKで過ごすことが出来ます。照らされた水槽は幻想的で、天井に映る影もとても綺麗です。たまに産み付けられる小さな卵の集合が目に入ってしまうことだけに目をつぶれば、リビングの真ん中に水槽を置くのも悪くないと思えます。

水槽上ダウンライト+他ダウンライト

水槽上ダウンライトのみ

 

天井に映る水面(写真ではうまく撮れず、動画になっております。)

 

トイレ*天窓を設置したので、こちらも1階の廊下と同じ考えにて照明を設置しました。照度が低い器具だったので少し心配していましたが、今のところ不便はないです。間接照明的な器具の入れ方をしたので、印象的な空間になったことが嬉しいです。先日、遊びに来てくれた親戚が「トイレが綺麗すぎてびっくりした」と言ってくれて、物理的な綺麗さではなく、空間の綺麗さだと勝手に解釈をして、いつになく嬉しくてとても心に残りました。

 

洗面脱衣室やお風呂は特筆することはありません。我が家は洗面化粧台も既製品、お風呂はユニットバスなので(仕様はこちらから)、空間の雰囲気を明かりで造ることもなく、コスパ重視となっています。コスパ重視ではありましたが、深夜に洗面所から漏れてくる光は綺麗です。

 

照明器具プランで明るさを絞るのはノウハウと経験がないとなかなか難しいと思いますが、明るさを絞ることで器具費用も絞れることになります。素敵な空間になる上に費用も絞れる!なんて素晴らしいことでしょう。

夜は暗いものです。必要以上の明るさは不眠の原因とも言われています。必要なところに必要なだけの灯を灯してリラックスした空間で日々過ごせるといいですね。

 

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Interviewerインタビュアー

尾崎由佳

尾崎 由佳

Yuka Ozaki

長崎育ち、高知住まい経験者。
飛び込み就活にてATTIC所員へ。
所長からの「仕込み」に日々、奮闘中。

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