断熱性能至上主義が絶対か。
こんにちは。
HPの制作会社のカタに、写真も早く撮影する様に催促されている辻井です。(-_-;)
ペアガラス(複層ガラス)
近年建てられている住宅の窓ガラスは、ほぼこのガラスになっていて、普及率は、70%くらいのようです。
ガラスとガラスの間に空気の層をとってあり、断熱効果が期待出来ます!・・・って、よく書いてありますが、どれくらいの効果が有るのか疑問に思ったので、比べてみました。
熱貫流率ベースで考えると、シングルガラス6.0W/㎡・Kに対してペアガラスは3.4W/㎡・Kと約2倍の数値です。
ついでに、最近良く聞くLow-Eガラスはと言うと、上記と同じ厚みの条件ですと、2.5W/㎡・Kですから、気持ち変わる程度ですので、その効果の体感は難しいと思います。
なにせ、ぼく自身が人柱になって実験しましたので、間違いありません。でも、直接日射の当たる場所は、Low-Eガラス相応の効果が有り、冬に暖かくすごせます。・・・が、夏はかなりの暑さです。
(ほんとのところは、日射反射率・室外放熱率・日射熱除去率・日射吸収率・直接透過率・室内放熱率・日射熱取得率なんてのも考慮して計算するものだと思います。)
結局のところ、安くなってきたペアガラスを採用するのは必須としても、コストのかかるLow-Eガラスについては、立地などを始めとした日照条件や窓の位置や大きさなど、ケースバイケースで考えていく方が良いと思います。
旭ガラスさんのHP http://www.agc.com/index2.html
断熱性能を上げる事ばかりやみくもにこだわるのではなく、お財布事情を含めてコストをコントロールする方が、納得のいく家が出来るのではないかと思っている辻井でした。
その2へ続く・・・
建てるなら、コストバランスの良い家を創りませんか?