魂ではない。
こんにちは。
A2のプロッターのヘッドの調子が悪く、ヘッドクリーニングしても治らないので困っている 辻井です。(-_-;)
塊のバランス
なんのこっちゃですが、なんのことでもなく、なんのことでもあります。
平面で見た時に、長方形の建物だった場合、長辺と短辺の比のバランスが美しい方が、外観のデザインが美しくなります。当然立体的なボリュームも加味するべきでしょう。
平面上、L字やT字の場合も同様の事が言えますが、加えて大きいブロックと小さいブロックの比率も大切になってきます。
LDKスタイルの場合、キッチンの大きさと部屋の大きさの最適な比率が有ります。
ほんとは言いたくないのですが、このブログを読む人はあまり居ないと思いますので書きますが、窓を計画する時に、開口した部分を除いた残りの壁の比率が大変重要で、内観や外観はともかく、使い勝手にまで影響してきます。
グラフィックデザインの世界では、写真や文章をどのような比率で配置するかという事や、余白を何処にどの程度残すかを検討するのは当たり前で、それを三次元に置きかえると「塊のバランス」を考えないと・・・となる訳です。
バランスは1:1.618の黄金比をまず考え、正方形やその倍数を試してみます。最終的には、体に染みついたカンピューターに判断させますが、こればかりは経験則としか言いようの無い部分なので、文章化することが出来ません。
慣れてきますと、この辺りの事がうまく処理されているプランは一目でわかる様になってきます。
プランを出した時にいつも思うのですが、人間は無意識に美しいモノとそうでないモノを見分ける能力が備わっている様で、その部分に早く気付くかたが私のお施主さんには多いと思う辻井です。
建てるなら、良い家を創りませんか?