設計実例を追加しました。
このブログをアップするのを忘れていた 辻井です・・・(^^;)
今回はお知らせです。
(あい変わらず、ずいぶん前に)お引き渡しの終わったお家の写真をアップしました。
今回は、リノベーションの物件です。
キッチンなどだけの小規模改修の予定だったのですが、構造と断熱の補強も合わせて施工させていただきましたので、快適なお住まいになりました。
改修にあたり、建物を詳細に調査してみると驚愕の事実も判明しましたのですが、さわりだけ。
建物は、一見すると太い柱が入っていて、しっかりしてそうな構造なのですが、見えないところは当初の建築基準法に満たない構造でしたので、予算の許す範囲で、効率的に補強をさせて頂く事になりました。
ここからは、余談です。
建築するにあたって、郊外など一部地方では役所の審査が省略される区域が存在します。
しかし、審査が無いからと言って好き勝手になんでもして良いわけではありません。
健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を守る為には、最低限、構造は建築基準法のレベルまでは施工すべきです。
(阪神淡路大震災の年に建ったのにも関わらず、基礎に鉄筋が入っていないなど、言語道断です。)
お客様にお聞きすると、ここらへんでは、『こんなもの』とおっしゃって、苦笑いされていました。・・・が、家族を護る為のすまいで重要な構造部分に脆弱さが有る事を知って(・・か知らずかわわかりませんが)、平気で作れる神経に対しては、●●(←自粛)を覚えます。
一部(ほとんどか?)一人親方が請け負って建てた家や設計が下請けで、設計監理(not管理)をせずに建てられた物件は構造的に危険だと感じました。
改善に多少コストがかかりましたが、素晴らしい出来ですので是非ご覧ください。
以下からどうぞ。
(カイキュウノ クツロギ)
その他、過去の実例は、こちらから。