注文住宅とはなんぞやシリーズ三部作 第2回
今まで分譲住宅の事をあまり書かなかった事自分がむしろ不思議な 辻井です。
本日は、分譲住宅と注文住宅のメリットとデメリットや、特徴や違いなどを書いてみようと思います。
- まずは特徴を。
・分譲住宅の特徴
不動産業者が購入した土地に建物とセットで販売されます。
建物が完成している新築の家と土地を購入する場合と未着工の建物を土地と購入する二種類パターンがありますので、後者の場合は、注文住宅の様に色々なオーダーを聞いてもらえます。
ちなみに土地だけを購入して、土地を販売している業者とは別の業者で建物を建てたい場合は、300~500万程度のお金を払えば好きなところで建築出来る場合もあります。(建築条件を外すと言います)
・建築条件付き土地の特徴
こちらも殆ど分譲住宅と同じですが、古い建物が建っている場合と、現状更地の2通りです。
通常、施工業者は(建築条件を外さない限り)一社に限定されていますので、分譲と変わりません。
・注文住宅の特徴
施主自身が好きな土地に一番良いと思う業者に依頼して建てる住宅の事です。
広い庭や素晴らしいロケーションなど、付加価値の有る選択で決める事も出来ます。
建て替えや建築条件無しの土地を購入して設計します。
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それぞれの住宅のメリットとデメリット
分譲住宅
メリット
・そもそも全部売れなかったらえらいことなので、それなりに地の利の有る場所を仕入れるので場所が良いと言えます
・設計から施工、完成までが早いです
・土地と建物の合計金額が安いです。
デメリット
・進行が早いと言うことは、細かい要望を入れてもらう難易度が高い場合や、少し複雑な事をすると金額が跳ね上がる傾向があります。
・品質は最低限になります。
注文住宅
メリット
・好きな広さの土地に思う通りのプランを計画出来ます
・自由に業者を選択出来ます
・良い建物を作りたい設計者、工務店や職人と施主のベクトルが同じ方向を向いています
デメリット
・土地探しに時間がかかります。(交通が至便な土地は分譲業者が先に押さえていますので、なかなか思った通りの土地が出てきません)
・見えないところを手抜きしないので少し高価になります
・話が長い人が多いせいでしょうか、時間がかかります。
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まとめ
手早く、最低限で絶対金額が安価な住宅がご要望なら、分譲がおすすめ。
構造やデザインなどに妥協せず、少し時間がかかっても後悔したくないなら注文住宅がおすすめです。
※建築は立体ですので、設計のご提案は人によってかなり異なります。
ちょうど所員を人身御供にした内容のブログをあげてもらう予定です。
タイトルは『尾﨑ッ家(おざきっち)』にしたらと言ったら却下されました。残念です。
所員が普通では嫌なので、一生懸命考えたプランと、最終決定プランがどのくらい違うのかを比べてご覧頂くと面白いかもしれません。
違いがわからなければATTICでなくても大丈夫です(笑)
注文住宅の設計 辻井でした。
注文住宅を京都(最近は長岡京市と京都市)で設計しています。
ご相談は(今のところ)無料ですので、お気軽にご連絡ください。
その他、過去の実例は、こちらから。
主戦場は京都、滋賀、大阪で注文住宅の設計をしております。
※スカイプでリモート打ち合わせもしています。