黄金比とかグリッドとか集中と拡散とかの話
雪で一部の現場が進められないのでクマっている辻井です。
本日はプランニングにおける面の分割デザインの根拠のお話です。(のっけからめんどくさそうな感じですし、お役立ち情報少ないめなので、今回は軽く読み流してください(笑))
まず黄金比とは1:1.618の比率の事で、グラフィックデザイン、美術、写真などの関係者などは、常に意識されている基本事柄だと思います。
詳しい起源や根拠はググって貰えばわかるので割愛しますが、要は美しく見える比率のことです。
他にも白銀比だとか白金比、第二黄金比などが有る様ですが、こちらはあまり使いません。
本業は設計の辻井ですが、グラフィックデザインが好きで、彫刻や絵や写真も少し興味が有り、何れも見る方よりも実践する方なのですが、なにをするにも理論的に理解しないと取り掛かれない面倒な性格なので、書物やなにかしらで事ある度に確認してきました。
すると、全ての分野で美しくなにかしらを構成する際には必ず黄金比が出て来ます。
写真や絵画の黄金比では、あくまでも平面的なお話で、画面上の上下左右に重心や力線の位置を定義しています。
写真や絵はこんな感じでしょうか。
さて建築の外観については写真や絵画と同様に考えていきますが、ボリュームが分割される場合などは、カタマリのバランスも含めて考えると更に良と思います。
さらに、インテリアには壁だけではなく天井が有りますので、照明の位置によって天井がどの様に分割されるか、どの様なバランスになるか、窓やドア、テレビや絵画の位置で力線がどの様になるかも含めて立体的に検討した方が良いと思います。
天井はグリッドでデザインしてしまう事の方が多い気がしますが、何故なんだろう?自分でもわからないです(笑)だれか教えてください。
外観のグリッド関連の記事はここからどうぞ。
外回り(外構工事)についても、平面的な位置関係だけではなく、塀やガレージの高さも含めて出来る限り考慮して決める方が、より正解に近付くと思います。
エクステリアも設計・デザインしてる辻井でした。
その他、過去の設計実例は、こちらから。最近は長岡京市内の物件がほとんどです。