一番強い構造はなんですか?
・・・と、たまに聞かれますが、強度をどう設定するかです・・・とお答えしています。
わかりやすい指標は耐震等級です。
等級は1~3まであって、3が一番強いというイメージです。
下記のリンク内でも書いていますが、大きな地震の有る度に、構造が全ての根幹だな・・・と今でも変わらず考えていますので、常に構造を考えて設計しています。
他には、
どんな構造がお勧めでしょうか?
とも、ご質問頂きますが、こちらの方は少し難しいです。
なぜなら、建物の使い方や掛けられる費用などが、世帯ごとに違うからです。
敷地形状や高低差や地盤、隣地環境、階数、耐火性能、使いかた、メンテナンス性能、温熱環境などなど、様々なファクターを考慮しつつ、どのくらいのコストを想定するかによって、お勧めが変わってきます。
ATTICでは、構造強度に対するコスパを軸に工法をお勧めするので、大半は枠組み壁工法(ツーバイフォー)をお勧めする事が多いです。
一部RC(コンクリート)やSE工法、在来工法や伝統工法を選択する場合もありますがあまり多くありません。
「結局全部やんか!」
いえいえ、鉄骨はあまり選択しません。
何故かというと、私は鉄骨の設計くらいなら出来ますが、監理に関しては、不得意だからです。
ですので、主要構造部を触らない増改築くらいしかしません。
専門の知識が深い部分でお仕事する方がパフォーマンスが高いと思います。
ATTICは、なんでも・・・は出来ませんが、木造の住宅を軸とした設計が得意です。
どの様な建物であっても、基礎は基本的にRC(鉄筋コンクリート)なのでRCも得意です。
自邸は地下ガレージですから。
最強の工法は?というタイトルで、10年前にブログで書いています。一部リンク切れが有るので少し整理しました。
今よりも少し若いので、少しだけトゲが有ります(笑)
ご興味が有れば以下からご覧ください
実例はこちらから。
構造関連のお話・・・の過去ブログへのリンク
商工会で作ってもらった動画が好評です。弊社、尾崎の自邸で撮影させて頂きました。
Youtubeで辻井が喋っています。ヘラヘラしているのが少し鼻に付きますが、緊張の裏返しですので、お許しください。
是非一度ご覧ください。