家を建てるタイミングは、ご結婚や子育てなどで、家族のライフスタイルが変わる時と重なる事が多いのではないでしょうか。
お子様が家で過ごす時間は、ご家族が家で過ごす年月から考えれば少ないかもしれませんが、ご家族の生活にとって、お子様の成長は大きなウェイトを占める事柄の一つだと思います。
そこで、子育てに絡んだ設計のアドバイスをさわりだけ。
家を建てるタイミングは、ご結婚や子育てなどで、家族のライフスタイルが変わる時と重なる事が多いのではないでしょうか。
お子様が家で過ごす時間は、ご家族が家で過ごす年月から考えれば少ないかもしれませんが、ご家族の生活にとって、お子様の成長は大きなウェイトを占める事柄の一つだと思います。
そこで、子育てに絡んだ設計のアドバイスをさわりだけ。
ちなみに代表辻井も息子と妻の3人家族です。
学校帰りの息子が時々事務所に遊びに来ます。
Lead Line
二階がLDKとなっている辻井邸。
少し前から「LDKを通って子供部屋へ行く」動線を希望される方が多いと感じます。
思春期などの難しい時期でも、家族の集まる空間を通らずには自室に行けないという間取りであれば、会話はなくても子供の顔を見ることが出来ます。
親は時に子供の顔色の変化でいろいろなことに気づけるかもしれません。
考え方に寄るところではあるのですが、家の動線などの仕組みではなく、教育で「ただいま」を言う習慣付けをするといったお考えであれば、二階をLDKにして設計する事も可能です。
ちなみに、私の自邸はこちらの考えを採用しています。
Space
子どもが元気よく走りまわることのできる中庭空間。プライバシーも確保しており、はしゃぎ声を気にする必要がない。
豊かな空間は、お子様の豊かな感性を育むのではないでしょうか。
美しさと利便性を両立しつつ、ご提案をさせて頂きます。
吹き抜けや中庭を使う事で、回遊性の有るプランを作る事で、子供の楽しいと思う心を刺激したり、昇るだけで辛く退屈な階段に光や照明や窓の入れ方などの工夫をする事で、付加価値的な役割や美しい変化持たせることも出来る他、ちょっとした壁に照明を当てるだけでもお子様の絵を飾れるギャラリーの様な雰囲気を作る事さえも出来ます。
綺麗な空間や楽しい空間を目にすることで子供の感性も磨かれるのではないでしょうか。
但し、お子様のお友達が来た時には、みんなが楽しくなってしまい、走り回ってしまうリスクも抱えていますので、ご注意ください(笑)
Room
十分な収納が子供にもストレスのない空間を生み出す。
皆さんは子供時代、子供部屋はありましたか?それはどのような部屋でしたか?
居心地はいかがでしたでしょうか。
子供部屋を作るにあたっての考え方は、お客様によって様々です。
最近では、子供部屋の居心地は悪くした方が、子供がリビングに出てくるので良いという考えも有りますが、リビングなどのパブリックスペースを美しく保つには、子供部屋に玩具などを収納出来る程度の広さが有った方が良いかもしれません。
収納を必要なところにとる事で、親子共々ストレスの無い空間にする事が出来ますので、余裕が生まれるのではないかと思います。
親が余裕を持って暮らしていれば、子供にもその余裕は伝わり、家族一人一人がベストな距離感で日々暮らしていけるかもしれません。
Study
スタディ空間として機能するダイニング壁面の机。
近年、東大などに入学した子も高校まではダイニングテーブルで勉強していたと言う情報がメディアなどでとりあげられている事も有り、お子様の3/4はダイニングで勉強しているそうです。
スペースに余裕が有る場合、ダイニングテーブルの近くにスタディーコーナーを設ける事で、テーブルに消しゴムのくずを散らかされるストレスも無くなり、勉強に必要な明るさも確保出来ます。
さらに、かばんや教科書などをしまえるスペースを取れれば散らかる事が少なくなり、忘れ物のチェックもしてあげる事が出来ます。
Flexibility
お子様が大きくなられた際に、部屋を二つに分けられる設計。ドアに挟まれた中央の仕切りが、将来部屋を区切る壁の基になる。
お子様の生活は、成長と共に年々変化していきます。
それに合わせて、住宅もある程度のフレキシビリティーを持ってご提案させて頂いております。
例えば、お子様が個室を欲しがるまでは、2室有る子供室を間仕切らず、広く使える様にしておく場合が有るのですが、後で仕切る際になるべく工事が安く出来る様にご提案をしております。
また、新生児のオムツの交換やお昼寝のスペースとして、リビングに隣接した和室が有ると便利なのですが、和室自体の使用頻度が少ない場合は、座面の広いソファーの上にタオルケットを敷く事で代用して頂くご提案をさせて頂き、LDKを広くする方法をお勧めしております。
Meeting
お打ち合わせの場所や方法は柔軟に対応いたします。
お客様の雰囲気や空気感などを感じる為にも、出来るだけフェイストゥーフェイスのお打合せをさせて頂くのがベストですが、お子様を預けるところがない、まだお子様が乳児で外出が困難であるなど、お打合せに来て頂くことが困難な場合は、お客様宅へ伺ってお打合せさせて頂きます。
また有る程度はメールでのお打合せも可能です。状況に合わせてそれぞれ対応したいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。
お子様と過ごされる時間や、将来のことを考えたプランニングをご希望なら、ぜひATTICにご相談ください。