01空間彫刻設計法「3D-SCULPTURE」
三次元空間を彫刻していくイメージ
『敷地図と、ご要望を記入して頂ければ、プランを無料でお届けします。』
こんなふれ込みのチラシを見ると驚きます。
ご要望は、お客様と直接お会いしてお聞きする事で、お考えの本質が理解出来る事も多く、結果的に間取りやご提案が大幅に変わる事が珍しくありません。
敷地やその周辺状況は、実際に現地に立って、日照条件や風の通り方、近隣の視線の交錯など、曖昧な空気感なども含めて立体的に記憶するものだと考えています。
私の場合、要望や環境を踏まえた上で、頭の中で、三次元でプランを練っていきます。どちらかと言うと、空間を彫刻する様に設計する手法です。
またATTICは、人(disposition)と場所(locality)を大切に考えています。
人 - disposition
ご要望の本質は「なにか」と言うことを深く考えます。
どこにプライオリティーがあるのかをお聞きし、優先順位を決めします。ご家族やご実家や近隣のかたなどとの、人間関係の「距離感」をお伺いした上で、お客様だけのプランをご提案します。
場所 - locality
土地の大きさや法規制は当然考えるのですが、採光、通風、風景、目線、音、臭い、時間変化など
様々な環境を三次元+αでとらえてプランニングします。場所が持っている短所は、個性と捉える事で、長所に出来る様にプランニングします。
ATTICが提案する住まいは、お客様の期待に応えながら、
予想を超えるプランニングであるべきだと考えています。