京都の有名な工務店など数社でご検討された結果、価格とプランに釈然とせずに悩んでおられたところ、私が以前設計を担当させて頂いた美容院のオーナー様からご紹介を頂き、プランをさせて頂く事に。
ヒアリングをさせて頂く中で、家を上空から見た時に、家のカタチをご主人のイニシャルである『J』にならないかとおっしゃったので、『面白いと思います!』と、目を輝かせたところ、『以前打ち合わせした設計さんには、鼻で笑われました』と苦笑されていました。
難しい要望や、変形敷地など、難題を抱えた物件の方が、設計の能力を問われます。
解答も様々なパターンが考えられ、誰にも出来ないプランを考え出せる可能性が高くなりますので、『遣り甲斐が有る!』と目を輝かせた訳です。
ファーストプランは、中庭を抱えた回遊性の有る案。最終プランは中庭を無くしてコンパクトに落ち着きましたが、上空からは『J』に見える様にまとめられました。
しかし、問題が一つだけ残りました。
オーナー様が、『J』を自分で見られない事です。
でも、奥様にとっては最初から問題は折り込み済で、デッキなどの外構が完成したら、探偵ナイトスクープに応募して、問題を解決してもらおうと思っておられた様です。
近々解決出来る・・・はずです。たぶん。